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GW(ゴールデンウイーク)は掃除と読書にうってつけ

Photo : 5月の鯉のぼり(反町公園) / kanzilyou / Adobe Stock

Posted by local knowledge on April 30th, 2024

年末の大掃除は、新しい年を気持ちよく迎えるための“儀式”のようなもので、寒さで汚れが落ちにくい時期の掃除はあまり合理的とは言えません。本当に部屋を快適かつ清潔にすることが目的ならば、大掃除はGW(ゴールデンウイーク)がうってつけです。暑くもなく寒くもないので気持ちよく動ける、そよ風が快適で空気も乾燥している、加えて、渋滞に巻き込まれる心配もありませんし(笑)、何よりのんびり過ごせます(小さなお子さんがいらっしゃる家庭では難しいでしょうね)。

しかしこの歳になると、1日中掃除し続けるほどの体力は持ち合わせていませんから、都度、適当に休憩を挟むことになるわけですが、この休憩時間の過ごし方にうってつけなのが「読書」です(勢いよく始めた掃除も午後になれば休憩時間のほうが長くなりますしね)。特に常日頃、大量のビジネス書や学術書を、読書というよりは調査に近い形で“処理”している人にとって、GWは「いつか読みたいと思っていた長編小説」を堪能するためには最適の季節です。ただ、長編小説の一気読みにはそれ相応の体力が必要で、私の場合「読書中に寝てしまう」ことが多く、案外GW期間中に読みきれなかったりはするのですが。

時間も体力もある学生のために名古屋外国語大学出版会が企画した「世界の長編小説に挑む!」はとても魅力的です。私にとっては「タイトルは知っているけれど読破したわけではない長編小説」がずらっと並んでいます。「死ぬまでに読んでおきたいなあ」とは思いますが果たして間に合うかどうか。

それにしても、です。なぜ私たちはこうも長編小説に惹かれるのでしょう。長編小説を読むと何がいいんでしょう。その辺りの話をざっくばらんにドストエフスキー翻訳の第一人者、亀山郁夫さん(名古屋外国語大学・学長)にお聞きしてみようというのが、5/1(水) 18:00から開催する縁側ラジオ第2回です。GW後半の皆さんの過ごし方が少し充実したものになると思います。Zoomウェビナー(Webinar)形式で実施しますのでぜひお気軽にご参加ください。

なお、「縁側ラジオ」はLocalKnowledgeのサブスクリプションメンバー限定の企画です。「サブスクリプションメンバー」は月額わずか500円のみで、LocalKnowledgeが主催するすべてのウェブイベント/ミーティングに参加できます(縁側ラジオを含め、月に3回から4回のイベントが開催されます)。とてもお買い得な企画であると自負しています。まだメンバーでない方は今回の縁側ラジオ・亀山先生からの話題提供を機にぜひご加入をご検討ください。

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