本の場

感性を揺さぶる企画展のつくりかた ― 学芸員・松山聖央さんに聴く現代日本社会のなかの美術 【後編】

12月14日の「本の場」では、松山さんからご自身の手掛けた魅力的な展示やワークショップの事例をご紹介いただきながら、それらを実現させたバックグラウンドとしての研究活動の一端まで語っていただきます。...

ウィキペディアでまちおこし

刊行直前! 初の本格的ウィキペディアタウン本『ウィキペディアでまちおこし』を著者・伊達深雪さんがいち早くご紹介

12月21日の「本の場」では、伊達さんご自身から本書中のいくつかのエピソードをご紹介いただくとともに、初めての単著出版まで漕ぎ着けた舞台裏の苦労話を伺います。...

ニューズレター

悲しき学芸員

毎週ブラタモリを楽しみに見ています。タモリの博識や推理力も感嘆に値しますし、スタッフの皆さんが事前準備に費やしているであろう時間とコストも大変なものだろうな、ということが容易に想像できるわけですが、実は、...

本の場

学芸員は“雑芸員”?! ― 学芸員・松山聖央さんに聴く現代日本社会のなかの美術 【前編】

11月30日の「本の場」では松山さんから、現代日本の公立美術館の置かれている状況、学芸員に求められる仕事の実際、欧米の「キュレーター」との職務内容の違い、学芸員同士のネットワーク、ほかの生涯学習施設との関係や違い等、学芸員時代のご経験に基づ...

Local Knowledge / Fall 2023

Local Knowledge / Fall 2023 11/25(土)開催
あなた自身の専門性をまだ見ぬ分野へ、23人の23冊との出会い

Local Knowledge Fall 2023は、12月以降定期的に開催する予定のローカルナレッジ・ミーティングを引っ張っていくリーダーのお披露目を兼ねています。凄い人達に集結していただきましたが、セミナー自体はカジュアルに進めます。...

ニューズレター

MC(Master of Ceremonies) はカーペット?

コロナ禍を契機に、Zoomを利用したミーティングが当たり前になり、特に私の場合、自分が運営しているメディアが主催するイベントのMC(Master of Ceremonies)を努めざるを得なくなることも増え、「まさか自分がこんなことをやる羽...

ニューズレター

あなた自身の専門性をまだ見ぬ分野へ移動させる23人の23冊との出会い

オーストリアの哲学者イヴァン・イリイチ(Ivan Illich)といえば、バナキュラー(vernacular)、サブシステンス (subsistence) 、シャドウワーク(shadow work)などの言葉が有名ですが、もう一つ「脱学校」...

松村秀一建築塾

【レクチャ・シリーズ】:住宅をつくる人々の新しい物語ー
松村秀一(早稲田大学研究院教授)建築塾:第一回は「新・建築職人論」

松村秀一建築塾「レクチャ・シリーズ」では、約40年に亘って、松村氏が建築生産について考えてきたことや見てきたことに基づいて、建築を造る人々のこれからについて物語っていただきたいと考えています。...

シュレディンガーの水曜日

物質が持つ知性はどのように社会実装可能か

ラテン語の「ars」は本来「技」「技巧」「手腕」などを指す言葉ですがここから派生した「artificialis」が現在私たちが使う「artificial 」の語源で、「人工的な(人為的な)」という日本語がここに割り当てられるわけですが、この...

【島薗進氏による私塾】

【島薗進氏による私塾】あなた自身の死生観のために
〜第1回:島薗進が語る日本人の死生観と自身の死生観

ご好評を得てきた「ローカルナレッジ 島薗進氏による私塾」は、第1シリーズ「死にゆく人と愛の関係を再構築する技術」、第2シリーズ「新たなケアの文化とスピリチュアリティ」に続き、今年11月から第3シリーズを開始します。...

ニューズレター

態度の容認は違和感の消滅と同期する —- アートは態度をリ・デザインするための道具

『世界のエリートはなぜ「美意識」を鍛えるのか?という書籍が発売されたのが2017年ですが、 この新書を皮切りに「アートをビジネスに活かす」あるいは「アート思考で成功する」という一種のムーブメントが沸き起こり、...

じぶん時間を生きる

『じぶん時間を生きる』をあさま社・坂口惣一さんと読む ― “工房のような出版社”は軽井沢だからこそ可能なのか

11月9日の「本の場」ウェビナーではあさま社代表の坂口さんをお迎えし、『じぶん時間を生きる』の読みどころをみなさんと一緒に味読していきます。同時に、軽井沢で出版社を起業された坂口さんの出版に対する思いやこの2年間の実践を伺いながら、地域に出...

ニュースレター

言葉の意味から言葉の形と色の時代へ

電磁波のうち、人間が光として感じることのできる領域が可視光(visible light)で、プリズムで(万国共通ではありませんが)7色に分解されるのはご存知かと思います。この可視光において最も波長が長いのが赤(640-770 nm:ナノメー...

ニューズレター

企業倫理を問うのは難しい

メディアがごく普通に使う「企業倫理が問われる」という言葉づかいに非常に違和感を感じています。この言葉の存在が責任の所在をむしろあやふやにしているような気がするからですが、その理由を以下にご説明します...

下條尚志・清水展

現代史を動かすのは、「国家」から逃れた人びとだ――下條尚志さんの『国家の「余白」』、清水展さんの『草の根グローバリゼーション』を題材に、お二人と編集者によるトークイベントを開催

「Anthro-vision」(人類学的思考)という言葉があります。フィナンシャル・タイムス米国版の編集長だったG・テットの造語で、彼女は、この「Anthro-vision」こそ、現代社会の危機を救う思考方法だと言います。...

本屋、地元に生きる

『本屋、地元に生きる』を著者・栗澤順一さんと一緒に読む ― 本で地域を豊かにするとはどういうことか

9月29日(今回は木曜日ではなく金曜日になります)の「本の場」ウェビナーでは、著者の栗澤さんをお迎えして『本屋、地元に生きる』の読みどころをみなさんと一緒に味読していきます。...

ニューズレター

倫理や実感なるものは触覚に宿っている

昨年(2022年)の8月に帰省した時には、いつものようにいつもと同じ昔話を楽しそうに繰り返していた私の父親は、その3ヶ月後の11月に息を引き取りました。その葬儀の時に、祭壇の前に横たわる柩(ひつぎ)に納まった故人の顔や頭を何度も何度も...