『生きるための農業/地域をつくる農業』を著者・菅野芳秀さんと読む

【新シリーズ開始、参加無料】
『生きるための農業/地域をつくる農業』を著者・菅野芳秀さんと読む

ローカルナレッジ新シリーズ「地域人による地域創生」12月13日に実施する第2回は、『生きるための農業/地域をつくる農業』を取り上げ、著者・菅野芳秀さんと渡邊直樹さんの対談を実施します。...

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雑誌と地域と公共言論空間を考える

『近世百姓の底力―村からみた江戸時代』(渡辺尚志著、敬文舎、2013)で確か「百姓」が定義されていたはず、と思い出し、なぜこのような本を私が持っているのかはともかく、これを参照しつつ、簡略化して引用すると「江戸時代における「百姓」とは「村人...

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雑誌と地域と公共言論空間を考える

私(竹田)自身、出自が雑誌社ということもあり、最近の雑誌の凋落ぶりには目を覆いたくなるところがありますが(電通報によれば、ピーク時に5,000億円を超えていた雑誌広告市場は現在は1,000億程度だそうです...

未来のメディアの作り方(第4回)

レクチャーシリーズ:未来のメディアの作り方(第4回)
勝ち組のメディアと負け組のメディア
—100万部雑誌『キング』が成し遂げた公共性と野依秀市の世論(せろん)を比較する

佐藤卓己(上智大学文学部新聞学科教授/京都大学名誉教授)

今回、勝ち組としての『キング』と負け組としての野依秀市を対比的に取り上げます。『キング』や野依秀市が作った公共言論空間を改めて学び直し、現在の公共言論空間を分析し、そして近未来の公共言論空間のあり方を考える講義としたいと思います。...

地域人による地域創生

【新シリーズ開始、参加無料】
本と地域の結びつきはこんなに多様だ! ―『「本」とともに地域で生きる』を著者・南陀楼綾繁さんと読む

ローカルナレッジでは、元「地域人」編集長で現在は大正大学出版会編集長の渡邊直樹さんをコーディネータとして、新シリーズ「地域人による地域創生」を立ち上げます。...

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物質知性の未来展望

「知性」(intelligence)を定義しようとすると哲学論争になるので、この言葉が持つ意味については「ああでもないこうでもないという状態に留めておく」という前提で話しを進めますが、なぜ今回「物質知性」を主役にしたイベントをやろうと思った...

Local Knowledge MeetUp Fall 2024
シュレディンガーの水曜日 × ブリヂストン
物質知性と共に育むサステナビリティ価値創造

今回の「シュレディンガーの水曜日」改め「土曜日」は「物質知性と共に育むサステナビリティ価値創造」をテーマに、サスティナビリティ価値創造の基盤構築の強化を進める株式会社ブリヂストン/サステナブル先端材料統括部門の協力の下に開催します。...

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「わからない」ほど素晴らしい方法はない

「わかる」には、主に「分かる」「判る」「解る」の3種類の異字同訓があります。最も一般的なのは「分かる」だと思いますが、この短いコラムはこの区別を重視せずに「わかる」で通すことにします。...

本の場

「公民館的なもの」が今こそ地域に必要だ ―『公民館を再発明する』を著者・牧野篤先生と読む

11月21日の「本の場」では、『公民館を再発明する』のエッセンスを著者・牧野先生から伺いながら、今の日本社会でますます重要性を増してきている「公民館的なもの」について考えてみます。...

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未来の可能性を広く取れ

2022年に亡くなったエリザベス二世の高祖母(祖父母の祖母)にあたるのがヴィクトリア女王( Victoria:1819 - 1901))で、彼女が大英帝国を統治していた時代をヴィクトリア朝(Victorian Era)と言います...

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事実上消滅した「輿論(よろん)」は再生可能か

天地無用(てんちむよう)の「天地」とは荷物の上面と底のことで、「無用」は「してはいけない」という意味なので、「天地無用」とは「上下逆さにするなよ」という注意書きなのですが、荷物にデカい文字で自信たっぷりに「天地無用!」と記載されていれば、な...

レクチャーシリーズ:未来のメディアの作り方(第3回)

レクチャーシリーズ:未来のメディアの作り方(第3回)
輿論(よろん)と世論(せろん)
—メディアの世論操作を破壊し輿論を復活させることは可能か/総選挙関連の報道も講評

佐藤卓己(上智大学文学部新聞学科教授/京都大学名誉教授)

今回の「未来のメディアの作り方」は『輿論(よろん)と世論(せろん)』を副読本にして、私たちはこれから「輿論」を再生させることができるのか、を議論したいと考えます。...

屋台的アプローチ

本棚演算の今井さんから『日本のまちで屋台が踊る』の存在を教えてもらった時、真っ先に思い出したのが三谷一馬氏の『江戸商売図絵』でした。この本は、故・松岡正剛氏の千夜千冊でも紹介 されていますが...

本の場

『日本のまちで屋台が躍る』を編集者・中村睦美さん、屋台実践者・孫大輔さんと一緒に読む ― いま屋台を引いてまちに出ると何を突破できるのか

10月17日の「本の場」では、この興味深い一冊を自主製作された「屋台本出版」唯一の書籍編集者・中村睦美さんから、この本の成り立ちや制作、流通・販売の裏話を伺いながら、孫先生も交えて、今の日本社会における屋台的なるものの可能性について、みなさ...

松村秀一建築塾

【レクチャ・シリーズ】:住宅をつくる人々の新しい物語:第6回(最終回)
建築学から解築学へ
松村秀一(神戸芸術工科大学・学長)

これからの建築を考えるには、先ず解体について考えなければならない。昨年11月から続けてきた「住宅をつくる人々の新しい物語」は、この「解築学」をとりあえずの最終章としたいと思う。...

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建築学ならぬ解築学について-何故いま解体から考えようとするのか?

作家の故・橋本治は『「原っぱ」という社会がほしい』と言い残してこの世を去ってしまいましたが、私(竹田)自身の個人的な体験としての「原っぱ」は自宅(実家)のすぐそばにあった「神社」でして、「そこが共有地か私有地かをあまり気にしていない」...

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ステレオタイプで歴史を眺める危険

『言論統制』(中公新書、旧版は2004年)は、佐藤卓己さんの著作の中でも、引用した文献の中に占めるエゴ・ドキュメント(ego document:日記や手紙、個人的なメモ、などのように第三者に公開することを前提にしていない私的な文書)のボリュ...