清里フォトアートミュージアム

写真集の夜・第6回
清里フォトアートミュージアム
「写真と肖像 顔から風景へ」ライブ中継のお知らせ

Posted by local knowledge on September 10th, 2025

清里フォトアートミュージアム(K*MoPA)は、清里高原(山梨県北杜市高根町清里)の澄んだ大気と深い緑に包まれた美しい写真美術館です。現在、開館30周年記念展後期「写真と肖像 顔から風景へ」が開催されています(2025年10月13日まで)。開館30周年記念展前期は「冒険」がテーマでしたが、後期は「肖像」が主題です。エドワード・シェリフ・カーティス、ブラッサイ、森山大道、山元彩香、渡辺浩徳、ジョー・アン・キャリス、パトリシア・シュワルツ、アリョーナ・ランダーロワ、マリー・ヴェングラー、ルー・ユーファン、エメット・ゴーウィン、奈良原一高、瀬戸正人、山本雅紀、アダム・パンチュク、林典子、などによる、数多くの優れた肖像写真を展示しています。

今回の清里フォトアートミュージアム 「写真と肖像 顔から風景へ—ライブ中継」は、清里には行きたいけれどなかなか時間が取れないという方のためのオンラインギャラリーです。写真評論家・飯沢耕太郎さんと、K*MoPA学芸員・山地裕子さんのお二人が一つ一つの作品を丁寧に鑑賞する様子をライブ中継します。皆さんが飯沢さんや山地さんと一緒に展示室を歩いている感覚が味わえるはずです(加えて番組後半では、書店/オンライン書店で購入可能な「25人のU35(35歳以下)の写真集」もお二人にご紹介いただく予定です)。

写真展の現場で学芸員の方に個別に作品を解説いただけることは通常ありえないのですが、オンラインならそれが可能、というわけです。Zoomウェビナー(Webinar)を利用したライブ中継ですから、視聴者の皆さんからのリクエストをリアルタイムで受け付けることもできます(全てに対応できないとは思いますのでその辺りはご容赦ください)。また見逃し配信を一週間だけ(9日まで)実施しますので、お申し込みいただいた上で、後日じっくり鑑賞していただくことも可能です(申込者全員に、見逃し配信用URLをお伝えします)。

開催概要

名称写真集の夜
清里フォトアートミュージアム 「写真と肖像 顔から風景へ—ライブ中継」
開催日時2025年10月2日 (木) 18:00~20:00
※お申し込みいただいた方全員に見逃し配信も実施します(10月9日まで)。
案内人(敬称略)K*MoPA学芸員・山地裕子×飯沢耕太郎 (写真評論家)
形態Zoomウェビナー(Webinar)を利用したライブ配信です。
山地さん、飯沢さんが写真を閲覧しながら展示室を回っていく様子をライブで一緒に体感いただけます。視聴者の皆様からの質問やリクエストなどにもなるべくリアルタイムで対応したいと考えています(ここが地上波による類似番組とは異なるところですね)
※お申込みいただいた方には参加URLを事前にメールにてお送りします。
参加料1,800円
参加方法このウェビナー(Webinar)を申し込む
購入期限チケットの申込期限は当日10月2日のお昼までとさせていただきます。
主催スタイル株式会社/本棚演算株式会社
※プログラムの内容・時間などは予告なく変更となる可能性があります。ご了承ください。
飯沢耕太郎(いいざわ・こうたろう)
飯沢耕太郎(いいざわ・こうたろう)

写真評論家。詩人。1954年、宮城県生まれ。1977年、日本大学芸術学部写真学科卒業。1984年、筑波大学大学院芸術学研究科博士課程修了。主な著書に『写真美術館へようこそ』(講談社現代新書1996)、『私写真論』(筑摩書房2000)、『デジグラフィ』(中央公論新社 2004)、『きのこ文学大全』(平凡社新書2008)、『写真的思考』(河出ブックス 2009)、『キーワードで読む現代日本写真』(フィルムアート社、2017)、『African Sketchbook』(Purple、2025)、『猫島からの帰還』(ふげん社、2025)などがある。
(撮影:うつゆみこ)