地域の知的ベースキャンプとしての図書館と書店

3rd Place with Books

米国の社会学者レイ・オルデンバーグ(Ray Oldenburg)が、著書『The Great Good Place』でサードプレイス(3rd Place:職場でも自宅でもない、寛げる第3の場所)の重要性を指摘したのは1989年。彼の主張自体はジェイン・ジェイコブズ(Jane Jacobs)の『アメリカ大都市の死と生』(1961)を下地にしていて、都市化が進行していく中で、インフォーマルでお気軽な社交の場が失われ、家庭や職場以外でのコミュニケーションが喪失されていることを嘆くものでした。さて、少子高齢化で低成長を余儀なくされている日本の各地域がこれから作るべきサードプレイスとはいかなるものでしょう。喫茶店・居酒屋・公民館などのように機能主義的に細分化・先鋭化した施設ではなく、図書館や書店などの本のある場所において、非公式なコミュニケーションが自然発生する仕組みがインストールされた場所こそがサードプレイスに相応しいのではないでしょうか。ここで重要なのは「目的の曖昧さと空間的多様性」です。先達の事例に学びながら、自分の地域に応用可能かどうかを検証していきましょう。

館野二朗『AWAI 奄美2016-2025』

写真集の夜
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第10回 館野二朗 『AWAI 奄美2016-2025』 出版記念トークをめぐたまよりライブ中継

「写真集の夜」第10回は、このトークイベントをめぐたまよりライブ配信いたします。めぐたままで来ることはできないけれど、『AWAI』に、館野二朗さんに、奄美の圧倒的な自然にご関心をお持ちの方、ぜひご参加ください。...

鳥取県の活字文化の半世紀を、現役世代と一緒に振り返る ― 書店・出版・図書館の垣根を越えて

鳥取県の活字文化の半世紀を、現役世代と一緒に振り返る ― 書店・出版・図書館の垣根を越えて

1月14日の「本の場」では、本屋SHEEPSHEEP BOOKSを開店された髙木善祥さんと、ひとり出版社小取舎出版を創業された村瀬謙介さんを現役世代代表としてお迎えし、著者の鈴木さんと一緒に、鳥取県の活字文化の半世紀を参照しつつ今とこれから...

津田直 『LO』

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第9回 津田直 『LO』

「写真集の夜」第9回は、刊行されたばかりの『LO』を中心に作品ひとつひとつを取り上げながら、津田さんのここまでの歩みやこれからについて、写真評論家・飯沢耕太郎さんとお二人で語り合っていただきます。...

竹沢うるま『Boundary中心』

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第8回 竹沢うるま 『Boundary中心』

「写真集の夜」第8回は、刊行されたばかりの『BOUNDARY 中心』の収録作品ひとつひとつを取り上げながら、竹沢さんと写真評論家・飯沢耕太郎さんとで自由に語り合っていただきます。...

「鳥取県江府町発!書籍『奥大山自然共生リアリズム』を皆さんに届けたい」 ― 地域で本を手作りするプロジェクトを応援しよう

「鳥取県江府町発!書籍『奥大山自然共生リアリズム』を皆さんに届けたい」 ― 地域で本を手作りするプロジェクトを応援しよう

鳥取県江府こうふ町で「奥大山 Re:Connect実行委員会」というグループが、地域で本を作るプロジェクトに取り組まれています。現在、11月30日(日)23:00までのクラウドファンディングで、資金を調達しようとされています。...

鵜川真由子『海辺のカノン』

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第7回 鵜川真由子『海辺のカノン』

悠久の時の中の循環や生命の起源を感じさせる大自然、海。「写真集の夜」第7回は、新たな出会いに触発されて編まれた『海辺のカノン』を中心に作品ひとつひとつを取り上げながら、鵜川さんと写真評論家・飯沢耕太郎さんとで自由に語り合っていただきます。...

第5回 『細倉を記録する寺崎英子の遺したフィルム』

写真集の夜
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第5回 『細倉を記録する寺崎英子の遺したフィルム』

「写真集の夜」第5回は、小岩さんをゲストにお迎えします。写真評論家・飯沢耕太郎さんと、寺崎さんの作品ひとつひとつを取り上げながらその魅力を語り合っていただきます。...

「手にした本が、ふたたび希望をくれた」

「手にした本が、ふたたび希望をくれた」奥能登を走るブックカフェで本を届けたい! ― 鎌倉幸子さんのお話を聴いて、エファジャパンのクラウドファンディングを応援しよう

8月26日の「本の場」では、1年ぶりに鎌倉さんに登場いただき、能登の今の様子やエファジャパンの取組みと今後の計画について、詳しくお話を伺います。...

守田衣利『Moon Rainbow』

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第4回 守田衣利 『Moon Rainbow』

「写真集の夜」第4回は守田さんをゲストにお迎えし、写真評論家・飯沢耕太郎さんとお二人で、作品ひとつひとつを取り上げながらその当時の情況や記憶を中心に語り合っていただきます。...

安藤瑠美『TOKYO NUDE 100』

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第3回 安藤瑠美『TOKYO NUDE 100』

話題の写真集1冊を取り上げてオンラインでトークする「写真集の夜」、第3回は安藤瑠美さんをゲストにお迎えし、写真評論家・飯沢耕太郎さんとお二人で、新作『TOKYO NUDE 100』について語り合っていただきます。...

写真集の夜

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第2回 金川晋吾『明るくていい部屋』

「写真集の夜」第2回は、金川さんをゲストに迎え、写真評論家・飯沢耕太郎さんとお二人で、作品ひとつひとつを眺めながらざっくばらんに語り合っていただきます。...

本の場

「実験」とは何か ― STS(科学技術社会学)を通して科学と社会を見る目を鍛える

6月5日の「本の場」では、『「実験」とは何か』の著者・福島真人先生をお迎えして、STSという学問がもたらす知見が、科学や現代社会に対する私たちの見方をどのように広げてくれそうか、「実験」をキーワードに話し合ってみたいと思います。...

本の場

文学研究で地域おこしは可能か ― 鳥取大学地域学部・岡村知子先生に『杉原一司全集』出版の背景を聞く

5月15日の「本の場」では、鳥取の地で10年にわたって実践されてきた「文学と地域」の研究と教育のリアルについて、岡村先生に直接伺います。 “シビックプライドと文化”にご関心をお持ちの教育・文化・地域おこし関係者のみなさま、ぜひご参加ください...

写真集の夜

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第1回 鷹野隆大 『KASUBABA 2011–2020』

「写真集の夜――飯沢耕太郎オンライン・フォトブック・ギャラリー」、記念すべき第1回は鷹野隆大さんの『KASUBABA 2011–2020』を取り上げます。...

本の場

佐渡島の高校生は授業で本を作っている ― 『佐渡に暮らす私は』『あなたと出会った佐渡』『Everyday Sado』制作秘話をみなとラボ・田口康大さんに聞く

2月14日(金)の「本の場」では、みなとラボ代表の田口康大さんをお招きして、佐渡での高校生の本づくりプロジェクトについて、また、みなとラボのその他の出版プロジェクトについて、舞台裏を含めて詳しく教えていただきます。...

地域人による地域創生

【新シリーズ開始、参加無料】
本と地域の結びつきはこんなに多様だ! ―『「本」とともに地域で生きる』を著者・南陀楼綾繁さんと読む

ローカルナレッジでは、元「地域人」編集長で現在は大正大学出版会編集長の渡邊直樹さんをコーディネータとして、新シリーズ「地域人による地域創生」を立ち上げます。...